転職エージェントの種類には2つの「型」が存在する!

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転職エージェントの種類には2つの「型」が存在する!

エージェントの型

 

転職エージェントを利用するにあたり、まず知っておいて欲しいことがあります。

 

それは、転職エージェントには2つの「型」が存在するということです。

 

  • デパート型(片面型)
  • ブティック型(両面型)

 

転職希望者に求人を紹介し、内定獲得へ向けて支援してくれるのは同じです。
ただ、その支援の「質(特性)」に大きな違いがあるんですね。

 

だからこそ、エージェントを選ぶにあたって両者の違いを知っていることが大切になります。
最適な転職エージェントを選ぶための参考にして頂ければと思います。

 

 

デパート型(片面型)転職エージェントの特徴

デパート型には大手有名エージェント各社が分類されます。

 

  • リクルートエージェント
  • インテリジェンス(DODA)
  • パソナキャリア
  • マイナビエージェント
  • エンジャパン

 

デパート型エージェントは、浅く、広く、多くの企業の求人情報を持っています。

 

デパート型(片面型)の会社は、「企業から求人案件を受託する法人営業担当」と「転職希望者の相談を受けるエージェント(キャリアコンサルタント)」に分かれているのが特徴です。

 

法人営業部隊が企業から受託した数多くの採用情報がデータベース化されており、エージェントは転職希望者の経験やスキルから検索を掛けて求人を抽出します。
こんな事情がありますから、デパート型のエージェント(キャリアコンサルタント)は会社ごとの細かな事情にあまり詳しくありません

 

例えば、「この会社って具体的にどこが営業先で、どれくらいの売上があるんですか?」などの込み入った話を転職希望者に聞かれると、「法人営業担当に問い合わせてみます」となってしまうこともあります。

 

もちろん、問い合わせの結果を聞くことで疑問は解決されますが、タイムラグが発生するのは避けることができません。これが実状ですから、「興味のある会社があれば、自分で面接に足を運び、自分で確認する」という姿勢で利用するのがベストです。

 

<デパート型エージェントはこんなあなたにおすすめ>

 

  • 現段階でやりたいことが明確ではなく、様々な案件を見てみたい
  • 転職して他の仕事をしてみたい(職種転換)
  • 自分の経験がどんな分野で活かせるのかを探りたい
  • 可能な限り多くの求人から転職先を検討したい
  • 若年層(20代〜30代前半)の転職希望者

 

求人が豊富なので、希望を伝えればドバっと求人を出してくれるのがデパート型です。

 

適性がありそうなものを業種や職種に限定することなく出してくれるので、
思いもよらなかった可能性を見出すことができるのもデパート型の強みです。

 

 

ブティック型(両面型)転職エージェントの特徴

ブティック型には以下の会社が分類されます。

 

  • JACリクルートメント
  • ヘイズ・ジャパン
  • ロバート・ウォルターズ(外資系)
  • 中小・個人エージェント

 

ブティック型エージェントは、深く、狭く、少数の求人情報を持っています。

 

ブティック型(両面型)は、法人営業担当が直接、転職希望者とも接触します。
つまり、デパート型のように法人営業を介することなく、採用を考えている会社と転職希望者を一人の担当者が直接つないでくれます。

 

企業に関する情報が非常に濃いのが強みであり、求人数が少ないのが弱みとなります。

 

両面型は、求人の内容についてはデパート型よりも詳しく、やり取りのスピードも速いのが特徴です。転職希望者から面談中に質問を受けると、「企業の担当者に確認してみます」といってその場で電話ができたりします。

 

「今、ご本人が目の前にいるので電話を変わりましょうか?」
「面接を段取りしましょう。ご都合の宜しい日時は?」

 

こんなことがあるのもブティック型です。

 

<ブティック型エージェントはこんなあなたにおすすめ>

 

  • 転職してやりたいことが具体的に決まっている人

 

30代以降や高年収層の人は、やれること、やりたいことがある程度限られますから、ブティック型を好んで使う人が多いです。

 

 

適性を見極めて「型」を使い分けよう!

転職エージェントに存在する2つの「型」は理解いただけたのではないでしょうか。

 

「自分はエージェントに何を求めているのか?」

 

これを自分自身に問うてみてどちらが適正かを見極めて欲しいと思います。
最適なエージェントを利用して転職を成功に導きましょう!

 

この「型」の違いからくる特徴は、あくまでも基本的な傾向であることも忘れないで下さい。
デパート型を利用したとしても、担当者が優秀であれば詳細な情報を得ることができます。

 

転職してやりたいことが具体的に決まっていたとしても、多くの求人から検討したいのであれば「デパート型」を利用するのが正しい選択です。
絶対的なものではないので、臨機応変に対応していただければと思います。