転職サイトとエージェントの「違い」を知って使い分けよう!
転職を実現するのに使える代表的な媒体が2つあります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
双方共に「転職の実現を目指す」という方向性は同じですが、
提供してくれるサービス内容に違いがあります。
だからこそ、その違いをしっかりと把握して使い分けることが大切なんですね。
転職サイトを知ろう!
まずは、転職サイトから見ていきましょう。
「転職サイトは全て独力で自由に転職活動が行える!」
これが転職サイトを一言で表した表現です。
「独力」と「自由」が特筆すべき特徴になります。
- 全ての企業に応募できる(高望みも可能)
- 応募データ(志望動機、自己PRなど)を独力で考える必要がある
- 応募書類(履歴書・職務経歴書)を独力で作成する必要がある
- 企業との連絡は個人で行う
- 新着求人が毎週配信されるので継続的に使える
これが転職サイトです。
企業選びから始まり、応募、企業とのやり取り(面接・入社の日時調整)、各種対策、条件交渉など全て独力で行います。
基本的に掲載企業であればどんな会社でも応募できるため、
「難しいかもしれないが挑戦したい!」といった可能性を追いかけることもできます。
自由に活動できる反面、応募書類作成や面接対策を全て独力で行う必要があるため、
そこに不備がある場合は「内定獲得を自ら遠ざけてしまう危険性」もはらんでいます。
また、自由に応募ができるとはいっても企業とのマッチングは欠かせません。
企業の求める人物像を読み取り、適切な企業に応募していくことが求められます。
転職エージェントを知ろう!
次に、転職エージェントを見ていきましょう。
「転職エージェントはサポートを受けながら転職活動が行える!」
これが転職エージェントを一言で表した表現です。
転職サポートが他の媒体にはない特筆すべき特徴になります。
- 転職サポートを受けることができる
- 求人はエージェント側が選ぶ
- 長期に渡って求人は紹介されないので継続的には使えない
求人紹介、応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削、面接対策(模擬面接)、企業とのやり取り全般(応募手続き、面接の日時調整・内定後の給与や各種条件の交渉、入社日の調整)
これが転職エージェントです。
転職サポートを受けながら、担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職実現を目指します。
応募企業に応じた「応募書類の添削」や「面接対策」を実施してくれるので、独力での活動よりも準備万端で採用過程に臨むことができます。また、ここで受けたサポートはエージェント以外での活動にも活用できるので価値があります。
求人に関しては「あなたの能力や希望を考慮した求人が紹介される」ことになります。
どんな求人が紹介されるのか?
これはあなたの実力が真に反映されます。
あなたをより良い企業に頑張って転職させる!
これがエージェントの目的ではないので勘違いしないことです。
「あなたの能力(経験・スキル) = 企業の求める能力(経験・スキル)」
このマッチングを行ってくれるのがエージェントであり、基本的には「あなたでも内定を取り得る企業」が紹介されるので、高望みの挑戦はできないと考えておくべきです。
あなたの望みが高いにも関わらず、あなたにその能力がなければ、「応募したい求人が紹介されない」なんてことがあるのもエージェントです。
転職サイトとエージェント、どっちがいいの?
転職サイトとエージェントに優劣はありません。
双方にメリットとデメリットを持っていますし、結局はあなた次第だからです。
ただ、これを踏まえた上で敢えて言うならば「両方使うのが正解」となります。
転職サイトは、転職先が決まるまで継続利用できますし、もちろん優良企業の求人もあります。
転職エージェントは非公開求人も含めて紹介されるので、思ってもみなかった企業を紹介されることもありますし、ここで受けたサポートはあなたの活動に必ずプラスになります。
だから、両方使うのが正解なんですね。
最適な企業と出会う確率を高める意味でもそうなります。
是非、あなたの転職にこの二つの媒体を活用して下さい!